庭の手入れが面倒になりそうなら人工芝にしよう!
2020年05月20日マイホームに庭に天然芝が青々と成長している風景は、誰しも憧れるものですが、実際に生活してみると手入や手間が色々かかり負担になっていることも珍しくありません。天然芝は植物なので放置しておけば雑草が生い茂り、害虫の巣窟になることも。害虫まで発生すると見た目が悪いだけでなく、近隣への迷惑にもなります。そこで不断の手入れが必要になる訳ですが、雑草を刈り取ったり、害虫駆除の為に消毒薬を散布したりと、経験がない方にとっては負担が大きい作業です。なかには庭の手入れを専門に取り扱う業者も存在するほどですが、長期的コストはばかになりません。このような天然芝の問題点が広く認識されるようになり、最近では庭に人工芝を導入する方も増加するようになりました。本当のところ人工芝は手放しで喜べるほどメリットばかりなのか、デメリットはないのでしょうか。
季節をとわず年中、常緑の風景を実現してくれるのが人工芝の魅力です。日当たりが多少わるい立地条件でも新緑の彩を常に目の当たりにできるのは大きなメリットなのは確かです。しかし、いかんせん人工物なので本物の質感や色合いに比べると不自然な印象は拭えません。とりわけ秋冬など、植物が彼落ちる季節では、周囲が落葉しているのに青々しているのは不自然です。違和感を緩和するべく常緑樹などを庭木に択ぶなどの工夫が求められます。植物ではないので雑草狩りや害虫対策などは不要なので、植物の手入れからは解放されます。しかしまったくメンテナンス不要か、といえばそうではなくきれいな警官を維持するには掃除が必要です。天然芝であれば目立たない風に乗って飛来した落ち葉なども、人工芝では目に付きます。ほうきで掃く程度の手間ですが、人によっては面倒に思うかもしれません。
最近の人工芝人気を受けてか、ホームセンターなどでも取り扱うようになりました。気軽に導入できるメリットばかりが強調されますが、実は初期費用はかなりかかります。天然芝なら安価なマットタイプの場合、1平米あたり1000円前後で済みます。これに対して見た目も天然芝と遜色ないクオリティの人工芝の場合、同じサイズで5000円を超えることも珍しくありません。その上人工芝を設置する庭の状況によっては、整地作業が必要になり、専門業者に依頼するとさらに追加費用がかかります。イニシャルコストがそれなりに発生することを以下に考えるのか、この点も人工芝を導入するときのポイントになります。