
マイホームを建築したいけれど、どこのハウスメーカーに依頼すればいいのかわからない、このような悩みは住宅建設を思い立ったときにまず直面する問題のひとつです。コマーシャルでもおなじみのハウスメーカーから知名度は低くローカルな需要に対応するメーカーまで、全国には10万社以上のメーカーが事業を展開しています。住宅建設の成功のかぎを握るのは、あなたの希望や予算に見合ったハウスメーカー見つけることにあるといっても、過言ではありません。その際に最重要なのは事前の情報収集です。
CMでもおなじみのメーカーや足を運んだ住宅展示場のメーカーに即断する方もいますが、あまり賢明な選択とは評価できません。しっかりと比較対象にしないうちに勢いで判断すると、後悔することがよくあるからです。住宅の購入は一生に一回歩かないか位の大きな買い物なので、あせらないでじっくり時間をかけて慎重にハウスメーカー選びを行う必要があります。インターネット環境さえあれば、専門のポータルサイトを参照することで、多くの情報を得ることが出来ます。
ひとくちにハウスメーカーといっても得意な工法や機能性の付与などでは違いがあります。とにかく予算の制限は大きくローコスト住宅を探しているのに、防音性や断熱性・耐震性などの機能面もデザイン面も優れているようなシリーズを専門にしているメーカーに依頼しても希望に沿った家づくりは困難です。しかし不断の生活のなかではハウスメーカーの得意分野や実績などを知る機会はまずありません。住宅展示場に赴けば、色々な情報を得ることが出来ますが、それはあくまで開催している会社についての情報にすぎません。しかもインターネットの専門サイトでは実際の坪単価などの情報も網羅されています。戸建て住宅の底地を前提に坪単価を掛け合わせることで、予算のおおまかなプランを具体的にイメージすることが出来るはずです。
ただし坪単価はハウスメーカーによって意味が異なるので、単純に比較提唱して、予算の枠内に収まるかを判断するのは危険です。坪単価は算出方法をチェックしておくのが大事です。そしてインターネットで依頼先候補は3つ程度に絞りましょう。あまり多数のハウスメーカーをピックアップしても、実際に営業担当に面談できる数は限定されます。営業担当は基本的に、お住まいが完成するまで、担当は替わらないので信頼に足りるか、知識面でも頼りになるのか、自分にあうのかなどをしっかり見極めることを心掛けて下さい。